個人事業主の車の販売の仕方
1年間の間にどのように個人で車を売ってきたのか書こ!!!
なんでかって??
もっと良い方法が見つかる気がするからです!!
1年前に会社を辞めて独立しました。
業種は中古車販売・買取の営業→個人での車の販売・買取りです。
独立してからまだ1年しか経過していませんが時が経つのが早すぎてビビります。
今回は僕が個人でどのように車を売ってきたのかを書いていきます。
☆会社員時代の車を売る流れ(仕入れ面)
何より一番重要とされる車の仕入れは、会社という組織なので仕入部隊みたいなところが車の市場とされるオークションから車をバコバコ仕入れて来てくれるのであとは店舗にいる営業マンがお客様と商談して販売していくという流れになります。
会社の在庫数も何百、何千、何万、何兆とこれでもかってくらいあります。
何兆はないですね笑
何が言いたいかというと在庫数からの選択肢の豊富さです。
広告や口コミなどから集客出来たお客様と対面して車選びをしていくにあたって、営業マンとお客様互いにメリットしかない状況になります。
お客様→選択肢の多さ
営業マン→紹介できる多さ
どれだけ良い環境なんだーーーー!!!
って独立してから思い知らされました笑
その車の仕入れも優秀な仕入部隊がやってくれますので有難すぎます。
☆個人での車の仕入れ方
1位:オートオークションからの仕入れ(魚の市場、セリの車ver)
2位:お客様からの買い取り
3位:販売した時の下取り車両
上記3点から僕のところに車が集まってきます。
2位、3位の場合はお客様との買取り金額が折り合えば契約成立ですので難しくも大変でもありません。
営業マンっぽく金額の交渉とかしないの?なるべく安く買わないと利益出せないじゃん!ってなると思いますが、僕の場合は金額お伝えしてYes or No!で終了です。
買取時の仕入れが安ければ利益に繋がりますがシビアになれません⇚商売不向き傾向w
1番力を入れているのがオートオークション(AA)です。
1つの場所に1万台前後の車が毎週集められその場でセリをして落札されていく場所です。嫌になるくらい敵がいます。
9時に開始で終わるのが日にもよりますが19時20時くらいです。
前日に出品されている車両から目ぼしい車を見つけて・・・・
次の日朝からゴー!!!です。
だいたい30~40台チェックしているので7時くらいから現車確認して欲しい車を絞っていきます。ここで手抜いて適当なチェックすると買った後に絶望しますw
そして9時からセリのスタートです!!
自分のチェック車両の順番待ちをしながらいくらまでなら仕入れるか念入りに考えます。安く買いたい気持ちが強くて低めに考えていると中々買えません。
僕なんかより資金持っている人はわんさかいるからです。これが現実。
セリが始まったら欲しい人が一斉にボタンを押していきます。
金額が上がっていきます・・・
最終勝負の2、3人まで残り・・・
ポチ、、ポチ、、、ポチ・・・ピーーピーーピーー落札!!!
勝った!!!って勝手に喜んでいます。これが楽しいんです。本当に。
逆に12時間以上時間費やしたあげく1台も買えないこともあります。
そうなったら次の週までホンキデヒマデス。
1週間のうちに車を仕上げられる台数が3台、4台くらいですので理想は2~3台はその日に買っていきたいですね。
なにより僕が仕入れた車は100%売れます。
(根拠はありません。)
そして、仕入れた車を僕のところまで全て運んだらここから車の掃除、仕上げです。
☆車の仕上げ
ここの説明はさっらといきます。
綺麗になった状態の車を写真に撮ってネットに掲載したいのでまず内外装の仕上げをします。
売れてからやる業者と売れる前にやる業者でここは分かれますね。
僕の考えでは先にやるメリットとして
綺麗な状態を写真にとれる。
車が売れてからの納車がスピーディー。
納車前の仕上げが簡単。
売れてからお客さんに渡せる状態にすぐ持っていけるので待たすこともなければ、焦ることもないので自分のペースでほぼ進んでいきます。
1台に掛かる仕上げ時間は1日掛けても終わらないものもあれば3時間くらいで終わる車もあります。バラバラです。
修理しなければいけないところがあれば基本先に修理していきます。
修理は基本出来ないので外注です。
内装
掃除機掛け
タオルでの拭き上げ
外装
水洗い
磨き
ワックスがけ
単純で誰でも出来る作業ですが、地味に時間がかかります。。。
進めば進むほど細かなとこも気になってきてしまうんですよね。
まぁここまでやったしやっとくかみたいな。
全て仕上げ終わったら写真撮影!
背景ははなるべく晴天が好きです!
☆車の売り出し・ネット掲載
僕がネットで売っている車の売値は基本10-40万円の車両になります。
お金もそんな大量にないから低価格帯の車で攻めているというのもありますが。
この価格帯で行う意味がいくつかあります。
- 20-30万の車を探している人がいる。
ネットで車を探す人が今ではたくさんいますがまだ浸透しきってないので、信用や不安といったところから40万以上の価格になってくると、聞いたことのある車屋でしっかりと保障をつけて買いたがる傾向にある。
よっぽどお買い得であればいくらでも売れるとは思いますが。 - 自分のリスクを軽減出来ます。
利益はすべて自分に入ってくる半面、赤字も全て自分です。
リスク軽減は必須だと思います。
高年式、高価格帯の車は相場が落ちやすいです。(車種にもよる)
どんなにかっこよくて、高機能がついていても売れない時は売れません。
低価格帯の車はある程度相場の底値まで来ているので、下がり方がだいぶ緩やかです。仕入れの段階でよっぽどミスをしていなければまず赤字が出ることはないと思います。 - 業者の方との繋がりが作れる。その会社に寄って来る話ですが、会社で使う車ってなるべく安く買いたいがあると思います。自分の車なら拘りがあってその中で予算と相談していくと思いますが、会社の営業車や配送業の貨物車などは予算重視で探している方が多いと感じています。
多少距離が走っていても整備さえされていてしっかり走ってくれれば後は乗りつぶすだけというのも結構あるそうです。業者の方と繋がることで複数台のお取引をさせて頂けるチャンスに繋がります。
僕の場合はこんな感じでコツコツと車を売り続けています。
☆最後に
商売ではありますので欲が出たり、一攫千金を夢見るタイミングも正直ありますが、
今の状況を最低限のベースとしていろいろな車種や車の売り方、他のビジネスなんかにも焦点を当ててみたりとしていけたらなと思っています。
途中で100%売れるみたいな事も書いていますが、絶対はないですね。
でも100%売れると思って仕入して、仕上げて、売り出します。
仕入れる時もこの車はどんな人がどんな状況買ってでどんなふうに使うのかみたいな事を想定して仕入れたりします。
流石に全部思った通りではないですが笑
でもそうやって知識と経験を溜めてドンピシャのタイミングで売っていくことが出来ればそれなりに満足出来るのかなと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
また次回も読んで頂けると嬉しいです。
ありがとうございました!!!